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デザイン事務所アトズ代表。長野県千曲市生まれ。長野県屋代高等学校卒業。日本大学芸術学部美術学科VCコース卒業。角田純一氏に師事し、のちに独立し現在に至る。本のデザインやロゴのデザインなどさまざまなご要望にお応えします。時代性や個性はとても大切ですが、おなじく普遍性も大切です。論理的には相入れないような両極端の要素ですが、デザイン的には可能なことだと信じて取り組んでいます。

四国のツキノワグマは残りわずか20頭。世界で最も小さい島・四国に生息するツキノワグマを「ISLAND BEAR」として、保護プログラムがスタートしました。このことは四国の4つの動物園に看板やパネルが設置され周知されるようになりました。地元で毎年クマ祭りも開催され住民とのパネルトークなどが催され、ツキノワグマとの共存の理解を深めています。僕がつくったロゴやグラフィックのデータは地域スタッフと共有され、いろいろなツールに浸透し、しっかりひとり歩きしています。プロジェクトは現在も進行中。

四国ツキノワグマ保護プログラム『SAVE THE ISLAND BEARプロジェクト』

四国ツキノワグマ保護プログラム

リレーのバトンのように「つなげていく」という意味が込められた「Baton（バトン）」。東日本大震災で大きな被災をした宮城県は、震災の記憶の風化防止や災害からの教訓の伝承に取り組み、県外の人や震災を知らない若い世代を含め幅広い世代の人に、復興や伝承に関心を持ってもらうことで、より多くの人に被災地へ足を運んでもらうことを目的に発信しています。



宮城県広報誌　Baton　vol.09-12

Baton　vol.09-12

リレーのバトンのように「つなげていく」という意味が込められた「Baton（バトン）」。東日本大震災で大きな被災をした宮城県は、震災の記憶の風化防止や災害からの教訓の伝承に取り組み、県外の人や震災を知らない若い世代を含め幅広い世代の人に、復興や伝承に関心を持ってもらうことで、より多くの人に被災地へ足を運んでもらうことを目的に発信しています。

宮城県広報誌　Baton　vol.05-08

Baton　vol.05-08

宮城県広報誌Batonのポスターをデザインしました。「Baton」は震災の体験を伝承するという意味が込められています。カラフルな形を左右のポスターとつながるようにレイアウトして伝承を表した。

宮城県広報誌　Baton　ポスター

Batonポスター

宮城県広報誌　Baton　vol.01-04

Baton　vol.01-04

群馬県みなかみ町で営まれている、イヌワシをはじめとした生物多様性保全活動「赤谷プロジェクト」の一環。間伐杉を有効活用してアロマオイルを製造する地元スミカデザイン室とのコラボレーション商品。ラベルのイラストはワタナベケンイチさん。

FOR GREEN FUTURE WITH GOLDEN EAGLEのロゴ

FOR GREEN FUTURE WITH GOLDEN EAGLE

四国のツキノワグマ保全プログラムの一部で、クマの生息地域にある特産品や、森林保全、人とクマの軋轢防止活動などから生まれる商品やサービスを“ISLANDBEAR Friendly”（アイランドベアーフレンドリー）と名付けました。ツキノワ（三日月）の船に、人とツキノワグマが同乗し、その下には四国のシルエットが浮かびます。四国における人とクマの共生をイメージしています。これまで、地域の養蜂家のハチミツや、地域のブランド杉「木頭杉」の間伐材を活用してうまれた五陵箸とのコラボレーションお箸などが誕生しました。これらのラベルやパッケージもデザインしました。

ISLANDBEAR friendlyのロゴ

ISLANDBEAR friendly

宮城県蔵王町の遠刈田こけしの販路拡大事業のためのポスターをデザインしました。第49回仙台広告賞ポスター部門の銀賞を受賞されたということで事業に貢献できて安心しました。

遠刈田こけし　ポスター

遠刈田こけし

群馬県北部にある赤谷の森でに棲むイヌワシ。2016年6月、6年ぶりに子育てが成功しました。彼らが大幅に数を減らした大きな理由は、生息地である森林環境の変化。植林地が放置されることによって生態系が崩れてしまった赤谷の森を、本来の姿に戻そうという活動が行われています。その活動報告の場として立ち上げられたのがこのイヌワシタイムズです。

イヌワシタイムズ

あの赤と青のカスタネットは、群馬県みなかみ町生まれ。みなかみ町には、イヌワシやクマタカをはじめ多様ないきものが暮らす豊かな森「赤谷の森」があります。その赤谷の森の麓にそのカスタネット工房はあります。赤谷の森をふくめ、地域の生物多様性の復元と持続的な地域づくりを目標に掲げる「赤谷プロジェクト」が進行中で、森のカスタネットはその一環で作ることになり、デザインを担当させていただきました。みなかみ町たくみの里の「森のおもちゃの家（旧森の恵みと学びの家）」で購入できます。

森のカスタネット

結成20周年をむかえるROCKIN' ICHIRO AND BOOGIE WOOGIE SWING BOYSのベスト盤。アミタマリさんのカバーフォトはトラディショナルでかつ新しい。ブルーグレーを添えて透明感を上乗せした。

ROCKIN' ICHIRO AND BOOGIE WOOGIE SWING BOYS　B.W.S.B

B.W.S.B

The原爆オナニーズ7枚目のアルバム。音のイメージと近いバイクのエンジンをカバーにしたいとTAYLOWさん。それならということで写真は旗手浩さんにオファー。でもタイトルロゴ「SOLID」のタイポグラフィーになかなかTAYLOWさんのゴーサインが降りず。SOLIDの文字と睨めっこを続けて土壇場降りてきたアイデアが採用された。いちばんソリッドでシンプルなフォントのHelveticaと、エンジン音のように連続する数字でだけで「SOLID」を完成させた。「TAYLOWさんがニヤっとしてたよ」とマネージャーから聞いたときのフレーズは嬉しすぎて一生忘れないと思う。